研究テーマ
未来のシステムのためのソフトウェア工学を創造する研究を行います.大きく以下の2つのテーマです.
- IoT (Internet of Things) 研究
- IoT技術を応用したシステム提案
- IoTシステムへの機械学習の適用
- 実践的ソフトウェア工学研究
- システム品質の要求定義・評価・管理技術
- システムとソフトウェアの品質定義(ISO/IEC 25030)
- IoTシステムの品質
- ソフトウェア・アーキテクチャの品質
- OSSなど自作外ソフトウェアの検証技術
- 設計モデル(階層状態遷移図)の複雑度評価
- 日本語要求文書の評価
IoT研究
1. 研究背景
IoT(Internet of Things)は、IoTとは、あらゆるモノがインターネットを通じて接続され、モニタリングやコントロールを可能にする技術です.多様な応用(異なるステークホルダ,異なる対象・環境)があり異なる価値・リスクを持っています.
2. 研究目的
実世界への応用を考慮したIoTシステムのモノ作り技術の確立
3. 技術的課題と研究方法
■ IoTシステム構築上の課題
- ビジネスモデルの構築
- セキュリティや信頼性などの品質をどう定義して、 設計で作り込み・テストするか
- 誤判断を減らすための推定精度の向上
■ JEITA 電子情報技術産業協会 JEITAワークショップ2017(11/2)にて講演
■ IoTシステムを実際に開発する活動を通じて、開発技法として整理していく
4. 共同研究
IoTに関する研究は,以下の組織と共同に研究しています.
- M2M・IoT研究会
- 芝浦工大システム理工学部 井上研究室
- 創価大学理工学部 寺島研究室
実践的ソフトウェア工学研究
1. 研究背景
ソフトウェア工学は,システムやソフトウェアを品質高く生産性高く作るためのモノづくりの技術です.システムやソフトウェアを構成する技術が進化すれば,それに応じて変えていく必要があります.実証的ソフトウェア工学は,実際のモノづくりを対象に,開発プロセス,技法,ツールを提案し適用し評価するアプローチをとります.
2. 研究目的
未来のシステムのためのモノ作り技術の確立, 新しい時代の要請にあったソフトウェア工学を創造します
3. 技術的課題と研究方法
■ 品質要求
- 国際標準化加速事業(経産省プロジェクト:2019-2021)
- 教材開発 品質要求入門
品質特性の分類
SQuaRE利用のための教材
- 国際学会IWEQS (International Workshop on SQuaRE series and its future direction)
■ 日本語要求文書の品質向上
- 2017年度共同研究内容(SOLIZE Engineering社)
- 研究成果がプレスリリースされました
■ 階層型状態遷移図の複雑度の提案と評価
■ プロダクトライン手法の適用
4. 共同研究
実践的ソフトウェア工学に関する研究は,以下の組織と共同に研究しています.
- 三菱電機株式会社情報技術総合研究所
- ハノイ工科大学(HUST) Thang Huynh Quyet研